新市民ホール計画が見直しに

初めての議会、やはり緊張しました。

議会報告や、次の行動の準備に全力!と言いたいところですが、なにせ参院選で思うようにいきません。

そんな状況ですが、市の「議会だより」の原稿チェックをしていて気がついたことがありました。

「あれ?副市長がこんなこと言ってたんだ…」と

実際、答弁を聞いているときには、メモを取ったり、考えたりでそこまで頭が回らなかったのですが、後に非常に大きな「計画変更」を知り、あらためて市の答弁を聞きなおしたら、「当初の考え方、これをどのようにしていったらいいのか、現在、幅広く検討している状況でございます」という副市長の答弁に、大きな内容が入っていました。

青梅市は、新市民ホールの建設計画について、複合施設にするんだということで、市内にあるハローワークや税務署などの国の施設、市の施設では大型児童センター(新設)、健康センター、福祉センター、さらに東青梅市民センターの機能も、さらにさらに民間の施設も入れようとしています。

これを一つか二つの施設にまとめるという計画だったので、いったいどんな建物になるのか…ということで、私は質問の中で、「そういう大型化が困難を招いているのであって、市民参加を徹底することと、シンプルな計画にすることが大事じゃないですか」と聞いたのです。

そうしたら、副市長が前述の答弁をして、後日の市議会特別委員会では「国、市、民間をそれぞれ進められるように、ゾーンをわける」という計画の説明がありました。

すくなくとも、建物は3つにわけられることになり、こうなってくると、市の施設はともかく、なんで国の施設をここに集めないといけないのか、駐車場はどうするのか、など複合化計画そのものへの疑念が大きくなってきます。

新施設だって、いずれは建て替えなどがあるのであって、あまりまとめずに、それぞれ対応できるようにしておいた方が、長い目で見れば効率的ではないでしょうか。

駐車場だって、税務署は確定申告の時期には駐車場を閉鎖して対応している(車で来ないでね、と)のに、複合施設にしてしまったら対応不可能になってしまうと思います。

まだ、複合化の方針はまったく変わっていませんが、この計画に無理があることが露呈し、今後の見直し(特に、東青梅市民センターを移転させないこと)にむけた足掛かりになる変更だと思います。

さらに、計画スケジュール全体の見直し、平土間式ホール計画の見直しのために市民の意見を聞くためのアンケート実施などの説明もあり、新市民ホール計画が大きく見直しされたことは評価したいと思います。

ご支援ありがとうございました

結果報告民報

おかげさまで、4月21日投開票の青梅市議選で当選することができました。

定数24名に31名が立候補する激戦でしたが、たくさんのご声援をいただき、期待の大きさと安倍政権のもとでの政治、青梅の市政に対する怒りを強く感じる選挙でした。

市議選についての感想はトップページにも記載しましたので、そちらもご覧ください。

期待に応え、公約を実現するために全力でがんばります。どうか、引き続きご意見やご要望などをお寄せください。重ねて御礼申し上げます。

他市ではあたり前の児童館の建設を

児童館がない町というのも非常にめずらしい(恥ずかしい)ことで、東京の23区、26市で青梅市だけです。瑞穂町、日の出町、桧原村にも児童館はあります。

児童虐待やいじめが社会問題となっている今、子育て安心のまちづくりのためには、児童館の設置が効果的であると思います。子どもたちが、例えば「親にも、学校の先生にも言いづらい」というような悩みも、児童館の先生になら言えるということもあるでしょう。親としても子どもが安心して遊べる場所が増えることはうれしいことです。

また、青梅市は児童館がないために、学童クラブは学校の空き教室の利用が大変多くなっています。専用施設の学童クラブでも遊ぶ場所が狭かったりして子どもが窮屈な思いをしているということもあります。学童クラブの定員増、施設の充実のためにも児童館の整備は有効であると考えます。

コミュニティバスを走らせましょう

羽村市は西東京バスに運行を委託しているので、バス会社としても「ありがたい」そうです

青梅市にはコミュニティバスが走っていません。青梅線のほか、都バス、西東京バスといった公共交通はありますが、バスはコースが少なく、減便が繰り返されています。

駅から遠い地域、山間部はもちろんですが、高齢化が進む中で病院や公共施設、買い物などどの地域でも大変になっており、「車の運転をやめたいが、やめられない」「夫婦で別々に病院に通うので、タクシー代で年金がなくなりそう」などの声がたくさん寄せられています。「子どもが市民センターで行われる企画のチラシをもらってきたけど、子どもだけで行ける距離ではない」という若いお母さんからの声もありました。
私も、数年間、妻の実家がある羽村で暮らしましたが、子どもが小さい時は荷物が多く、電車で出先から帰ってきて子どもが寝てしまったときや、雨が降った時に、駅から自宅近くまで乗れたコミュニティバス「はむらん」はとても便利でした。

多摩26市で、コミュニティバスが走っていないのは、青梅市、福生市、東久留米市の3市のみです。しかも、福生市には福祉バスがあり、東久留米市では来年3月からデマンド交通の試験的な運用が始まるとのことです。このままでは、いよいよ青梅市が残されてしまいます。

お隣りの日の出町では、コミュニティバス以外にも「外出支援バス」が町内4コースで走っており、公共施設や高齢者が利用する施設を結んでいます。車両はワゴン車なので、バスが走れない狭い道でも運行が可能です。

青梅市にもコミュニティバスを!市民の悲願ともなっているこの政策をご一緒に実現しましょう。デマンド交通などとも組み合わせて、広くて坂も多い青梅市だからこそ、公共交通を充実させましょう。