自衛隊の「あり方」を考える

ヘリ墜落、問われる責任=オスプレイ配備に影響必至

2/7(水) 7:30配信 時事通信

 

誰が辞めるか、というレベルではなく「あり方」を考えるべきです。

私は将来的には軍事力によらない安全保障=日米軍事同盟の解消、その先には自衛隊の解消という未来を考えていますが(日本共産党の綱領)、自衛隊の解消は突然やってくるものではありません。

自衛隊と一口に言っても、内容は多岐にわたります。

さっぽろ雪まつりでファイナルファンタジーXIVの雪像(ニーズヘッグとえすてにゃん)をつくった部隊に「憲法違反だ!」なんて言うつもりはありません。

災害の際に救助に行く人たちには「迷彩服じゃない装備を用意してあげて!」と思います。

しかし、攻撃ヘリ部隊はいらないと思うのです。日本の国内を「敵」の戦車が走っている状況を想定した部隊はいかにもナンセンスだし、こうした点については最初に書いた軍事力によらない安全保障について意見が違う人でも一致できると思うのです。

ふと、攻撃ヘリの現状についてネットで調べてみようかと思って、検索窓に「攻撃ヘリ」と入力したらあわせて「時代遅れ」というキーワードがでてきました。

これで検索してみると、現代では携帯型のミサイルが発展・普及していて、攻撃ヘリはすぐに撃墜されてしまうので実践では使えなくなっているという記述がみられました。
したがって、他の兵器を使った方がいいと。

結論の「他の兵器を使った方がいい」というのには賛同するわけにはいきませんが、いずれにしろ「攻撃ヘリはもうやめよう」というところでは一致できます。

また、攻撃ヘリであれ、オスプレイであれ、地域の住民の反対を押し切って押しつけてはならないのは当然です。

井上たかし