米軍機事故の危険性は全国に

今年は米軍ヘリの不時着や部品を落下させる事故が相次ぎました。

特に今年は、CH53Eという大型ヘリの事故が相次いで起きました。かつて、沖縄国際大学に墜落した大型ヘリ(CH53D)とほぼ同じ機体です。

こうした米軍機の危険性は沖縄だけの問題では決してありません。

例えば今年8月には、4機のCH53Eが北海道で自衛隊と合同訓練を行っています。

その4機の中には、
◆12月13日に沖縄・宜野湾市で窓を落下させた機体
◆6月に久米島に緊急着陸し、その後10月12日に沖縄・東村で不時着・炎上した機体
が含まれています。

そして、これらの機体は文字通り、沖縄から北海道まで、日本中を飛び回っています。
下記の動画は、私が9月12日に東京・福生市で撮影したものです。上述の12月13日に窓を落下させた機体であることが後にわかりました。

 

また、横田基地(東京)所属のC130Jもたびたび事故を起こしています。

これは2017年11月15日、横田基地で行った物資投下訓練の事故で基地の滑走路に約30kgの物資が落下しました。

 

 

井上たかし