日本政府こそ「対話」の姿勢に転換を

今朝、北朝鮮がミサイルを発射しました。みずからの要求を通すために、他国民の安全を脅かす暴挙であり、強く非難されるべきものです。

そしてこれは、米韓の軍事演習への「抗議」というか、対抗措置なのでしょう。軍事的緊張を高める行為を双方が自重し、対話こそ急ぐべきです。

同時に、この問題に対する日本政府の対応や報道の姿勢へも多くの疑問の声があがっています。NHKの朝ドラ「ひよっこ」が放送されなかったことを報じるインターネットのニュースには、

「ひよっこに限らずですが、ミサイルが着弾した後、どこの局も、生活に必要な情報は天気予報も交通情報も、ほとんど潰して同じ情報の繰り返しか、今必要かもわからない変に専門的な軍事情報ばかり。正直テレビ局も地に足がついてない。落ち着いた後も、あえて間延びさせてミサイルばかりあおってもなにもいいことない。」

というコメントが書かれていました。まったく同感です。

北朝鮮とアメリカの双方が「対話」を模索しているとも言われる今、日本政府こそ率先して「対話のための対話は意味がない」という態度を変えるべきです。