また墜落か!

まだ詳細はわかりませんが、米軍のヘリが沖縄で墜落したようです。

沖縄で米軍輸送ヘリ墜落 乗員7人は救助(日テレNEWS24)

そして、この機体は9月12日にこのブログ記事でも取り上げた大型ヘリです。(もしかしたら同じ機体という可能性も!)
横田基地周辺の市街地上空で訓練を行っていました。詳細は上記記事をご覧ください。

最近の米軍機の事故の多さ、もともと軍事訓練という危険性をもっているとしても、異常だと思います。もしかしたら、部品の供給、整備の体制などに問題があるのではないかと思いました。

まず、少なくとも原因究明まで米軍機の飛行を禁止すべきです。機種を問わず事故が起こっている状況からすれば当然です。

政府、平和賞にコメント出さず 外務省幹部「立場違う」

政府、平和賞にコメント出さず 外務省幹部「立場違う」

10/6(金)朝日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000111-asahi-int

はじめに。ICANのノーベル平和賞受賞おめでとうございます!

そして、日本政府は情けない…。1日も早く核兵器禁止条約に参加するべきです!

文中にありますが、日本政府が核兵器禁止条約に反対した「建前」は、「核兵器保有国が参加できない枠組みでは核兵器はなくせない」というもの。

ところが、この記事中に出てくる「外務省幹部」の話し方は「目の前に核兵器の危険=北朝鮮があるから、これに対抗する核の傘=核兵器を否定するような条約には参加できない」というように聞こえます。これが本音なのでしょう。

実際には、核の傘に入ること自体が国民を危機に陥れています。

それと、「建前」の方ですが、核保有国が参加しているNPT(核不拡散条約)の枠組みのもとでは、核兵器廃絶どころか数の削減を理由に新型核兵器が開発・製造され、むしろ永続的な核保有体制がつくられていました。

そのうえで「僕ら(現核保有国)はいい国だから核兵器を持っていても大丈夫だけど、他の国が核兵器を持つと危ないから持っちゃダメ」という通らない論理になっており、これが今の北朝鮮問題などにつながっているわけです。

大型ヘリが住宅地上空で訓練

昨日から横田基地ではパラシュートによる人員降下訓練が行われる予定でしたが、天候のせいかまだ行われていません。
15日までの5日間で、なんと500名実施の通告ですから、これまでに最大規模。

また、同じく昨日から米海兵隊の大型ヘリ(CH-53E)がタッチアンドゴー訓練を繰り返しています。
今日、事務所に来てビックリ、上空を大型ヘリが轟音とともに通過し、窓がガタガタと揺れました。

飛行するルート、高度(低い)がヘリの訓練では見たことないものだったので、ビデオで撮影しておきました。羽村市方面から飛んできて、福生市上空を通過していきます。

情報によると、この大型ヘリは富士の演習場で訓練するために朝飛び立って行ったけれど、悪天候のため引き返してきたとのこと。
「じゃあ、こっちでやるか」と、文字通り「やりたい放題」。これが首都東京の現状です。

日本政府こそ「対話」の姿勢に転換を

今朝、北朝鮮がミサイルを発射しました。みずからの要求を通すために、他国民の安全を脅かす暴挙であり、強く非難されるべきものです。

そしてこれは、米韓の軍事演習への「抗議」というか、対抗措置なのでしょう。軍事的緊張を高める行為を双方が自重し、対話こそ急ぐべきです。

同時に、この問題に対する日本政府の対応や報道の姿勢へも多くの疑問の声があがっています。NHKの朝ドラ「ひよっこ」が放送されなかったことを報じるインターネットのニュースには、

「ひよっこに限らずですが、ミサイルが着弾した後、どこの局も、生活に必要な情報は天気予報も交通情報も、ほとんど潰して同じ情報の繰り返しか、今必要かもわからない変に専門的な軍事情報ばかり。正直テレビ局も地に足がついてない。落ち着いた後も、あえて間延びさせてミサイルばかりあおってもなにもいいことない。」

というコメントが書かれていました。まったく同感です。

北朝鮮とアメリカの双方が「対話」を模索しているとも言われる今、日本政府こそ率先して「対話のための対話は意味がない」という態度を変えるべきです。