改憲勢力には負けられない!

井上たかしです。

土日、3か所で行った井上たかしの街頭演説に多くの方が参加していただきました。
ご通行中の方も数多く聞いていただけたと思います。

日曜日の昭島駅北口での街頭演説では、里吉ゆみ東京都議会議員も都政の状況(小池知事の公約裏切りの実態!)を訴えてくれました。

足を止めて、うなずきながら聞いてくださる方もいて、できることなら演説をちょっと中断して連絡先を聞きたかったり!

お話しした内容は
1.安倍首相の冒頭解散をどうみるか
2.行き詰った安倍自公政権の何が問題で、どう変えていくか
3.安倍政権に立ち向かう市民の努力と野党の共闘にこそ日本の政治を変える力がある!
4.希望の党をどう見るか
ということでした。
結論は、「改憲勢力には負けられない!」ということです。

これからも街頭での訴えを強めていきたいと思います。

※写真は田中瑞穂市議のフェイスブックからいただきました。

混乱の中に見えてくるもの

井上たかしです。

今日は、あきる野市の秋川駅、青梅市の河辺駅で街頭演説を行い、決意を訴えさせていただきました。

今日は9月30日、今書いておかないと、後になったら今日がどういう状況だったのかわからなくなると思いますのでメモもかねて書いておきます。

安倍首相が28日に国会の冒頭で解散、同時に小池百合子東京都知事が代表となった希望の党に民進党が「解党」し、合流することを発表。

ところが、小池知事は9条を含む憲法の改悪と戦争法の容認を希望の党への合流の条件にすることを表明。

それから2日が経過しましたが、民進党の候補者よりも希望の党の候補者が優先され(当然だが)、候補者調整が難航しており、「合流は白紙も」との報道も。

みんなをビックリさせた民進党の解党→希望の党への合流(吸収とも)。立場はいろいろ違っても、市民と野党の共闘という立場で何度も合意をし、時には一緒に選挙もたたかってきたのに、また、民進党の中でも一生懸命がんばってきた人もたくさんいるのに、こんな形で民進党がなくなるとは…

と、思ったらやっぱり白紙!となればそれはそれでまた唖然とする思いです。

私の今日の訴えの中でも、「選挙に向かって、あるいは選挙の後に、希望の党がどうなるかわかりません。改憲と戦争法容認を旗印にするなら、まっさきに自民党と公明党が合流することになるのではないでしょうか」とお話ししました。

まだまだ二転三転ありそうです(日本共産党は、野党共闘のための門戸を広く開いています)。

そして。

この混乱の状況は、安倍自公政権が平和の問題でも、くらしの問題でも完全に行き詰まる中で、これを右翼的に打開しようとしても、もうそんなやり方では突破できない事態になっているということを示しているのではないでしょうか。

目の前の選挙やさまざまな状況、紆余曲折がある中でも、大局的に見れば自民党政治の終焉が起こる情勢になっていると思います。

それでも、私たちが力をつけなければ、なかなか社会は前に進みません。この総選挙、「最大のチャンスがやってきた」という構えで全力でがんばります。

市民と野党の共闘で政治を変えよう

今日は民進党の代表を決める選挙です(執筆時点ではまだ結果は出ていません)。

他党のことですから、私(井上)が「〇〇さん、がんばれ」ということは言いません。また、枝野氏、前原氏のいずれかが代表になった後、どう展開していくかもわかりません。

ただ、各党の状況がどうあれ、今の日本の政治の大きな流れは、暴走を続ける安倍政権に対して、野党は市民と力をあわせて対峙していくということにあるのははっきりしているのではないでしょうか。そうでなければ、行き詰った自民党流の政治は変えられません。

日本共産党は、今年1月に行った党大会において、この間掲げてきたこの方針をさらに具体化し、確認しました。また、ご来賓の方々(野党各党・各団体の代表や市民のみなさん)も、実際に共闘が政治を動かしてきたこと、さらにこれを進めるべきことを発言されました。

私も、共闘を実現するためにがんばります。そして、そのためにも日本共産党の自力をもっと強めないといけないと痛感しているところです。

党大会に参加したときの資料を整理していたら、仲間たちとの記念写真がでてきましたので掲載しておきます。

井上たかし

「2倍はダメ」→「じゃあ1.999倍で!」

衆院選の定数が削減され、区割りが変更されました。

日本共産党西多摩・青梅地区委員会が取り組む「東京25区」は、これまでの青梅市、あきる野市、福生市、羽村市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村に、あらたに昭島市が加わることになりました。

先日、ある一般紙の記者から「区割り変更にはどう対応されるのですか?」と質問があり「党内で話し合って決めますよ」と答えると「共産党さんはしっかりしているからいいですよね。自民党だったら『話し合い』なんてなかなかできないですよ」と言っていました。

また、「今回の区割りを見て『小選挙区制度は本当にダメな制度だ』と思いましたよ」とも。昭島市はまだ1自治体まるごとの変更ですが、他区では自治体がバラバラにされるようなところもあり、さらに数年後にはまた区割りの見直しになる仕組みです。

この方の新聞社は小選挙区制に反対するような新聞ではないと思いますが、かなり実感がこもっていました。

実際、「一票の格差が2倍以上では違憲」ということからの見直しであるにもかかわらず、2015年度の国政調査で今回の区割りは1.956倍、2020年には1.999倍になる見通しとのこと。

小選挙区制は民意をきちんと反映しないし、制度そのものに無理があることはますます明白です。国民の願いをきちんと政治に反映させるために、比例代表制を中心とした制度に変えること、定数の削減はしないことが必要です。